PDCAではなくOODAという、現状を踏まえた意思決定ツール

ウェルネス

 以前都内の図書館でポートフォリオワーカーという本を読んだ中で、OODAというワードを初めて知りました。私も含め日本人が陥りがちな考えすぎ、計画倒れを防ぐ上で取り入れたい知識だなと思ったので、今回はOODAについてまとめていこうと思います。

https://amzn.to/46IsVjG

まずOODAとは何かというと、アメリカ空軍のジョンボイドという人が、戦闘時に迅速な判断を行う上で実践していた意思決定ツール。今では軍事やビジネスなど急速な変化への対応が必要とされる状況において活用されている。

Observe:観察

Orient:方向づけ

Decide:意思決定

Act:実行

まず観察において、戦略の方向づけをするために、状況や環境を注意深く観察し、情報収集していく。

次の方向づけにおいて、収集した情報や過去の経験、知識などを踏まえて、現状を分析する。

そして分析した結果をもとに、複数の行動計画や戦略考え、現状の中で最適な選択肢を決定する。

そして最後に決定した戦略をもとに実践していく。そして実践した中で得られた情報をもとに、新たな戦略を考えていく。というもの。

PDCAとは異なり計画よりも、現状分析からはいるのが特徴。

そのため、現実的な情報をもとに、方向性や戦略を決めて、実行に移しやすくなる。

いわば仮説と検証を繰り返して、意思決定の質を高めていくようなものですね。

私自身も考えすぎて計画倒れすることが多いので、プランよりも現状を観察し、分析するということを意識的に取り入れるようにしていこうと思います。

コメント