自分を変えたいなら、環境よりも行動を変えた方がいいかもしれない。
最近『THINK AGAIN』という本を読んでいて、そう思った。

本の中で、 こういう一文があった。
「転々と場所を変えても、自分自身から逃げることはできない」
つまり、行動や振る舞い自体が変わらなければ環境を変えたとしても、また元の自分に戻ってしまうということ。
そして幸福感をもたらす上で、行動を変えること、そのためにどう行動したらいいかを考え直すことが大事である、ということをこの本から学んだ。
環境が変われば行動やルーティンが変わりやすくなるかもしれないが、結局は行動や振る舞い方自体が変わっていなければ、根本的な問題解決にはならないということ。
最近私もどんなに学んでも、環境も変えたとしても、行動やルーティンが同じなら何も変わらないなということに気づき始めました。
なので、今は毎週1〜2つ新しい行動を取り入れるようにしています。
自分を変えたいと思った時、自分には何が必要か、何が不足しているのか、どんな行動をとった方がいいのかを考えるために、多少の知識も必要になります。
なのでまずは自分がどうしていきたいのか、どうなりたいのかなど目的を決め、現在地と比べた時のギャップを埋めるための戦略を本などを通して学び考える。
その学びをもとに、具体的に取り入れるアクションを考え実践していく。
この時に注意が必要なのは、いきなり大きく行動を変えようとすると、変化が大きすぎて続かなくなってしまうということ。なので、小さくてもいいので少しずつ行動に変化をつけていくことが重要です。
私の場合は、運動習慣を作りたいと思っていて、まずは腕立て1回でもいいので1週間続けることから始めました。今では始めて4週間目くらいで朝と夜に20回ずつできるようになってきました。
こんな感じで最初は馬鹿らしいくらい小さい行動でもいいので、変化をつけてそれを続けていくことが重要だなと実感しています。
なので環境を変えても、「なんかいつもと同じ感じになっちゃうんだよなあ」と悩んでいるなら、環境ではなく自身の行動や振る舞いから見直してみるといいかもしれません。
思考の捉え直し方、思い込みをどう気づき、手放せばいいかを学びたい人は、実際に本も読んでみてください。


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