アクティブリコールとは何かというと、何かを意図的に思い出そうとするプロセスのことで、能動的想起とも呼ばれる。
アクティブリコールの例
- フラッシュカードを使って知識を思い出そうとする
- テストをする
- 自分にクイズを出す
- 人に説明する
- トピックについて思い出せることを全て書き出す、など
ちなみにほとんどの人が頻繁に取り入れる、参考書を読み返す、解説動画を見る、マーカーを引くなどの学習法は受動的学習という。
調べてみると受動的学習よりも能動的想起の方が記憶力や成績の向上を示している。その一方で、多くの人が受動的な学習法を取り入れる傾向にある。
その理由としては、学習法について知らなかったり、学ぶ機会がないから何だろうと思います。
なのでこれから国試に向けて勉強していく人、すでに勉強している人も、今自分が主に取り入れている学習法が能動的か受動的かを振り返ってみて、もし受動的学習法が多ければ、もっと能動的学習を意識してみてください。
参考資料
- 「若年成人の学業成績に関連する能動的な想起戦略:系統的レビュー」に対する訂正 [J. Affect. Disord. 354 (2024) 191–198] pubmed
- https://medium.com/@juozapavicius.nancy/how-active-recall-and-spaced-repetition-can-help-with-knowledge-retention-34d8abad8811


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